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健康チェックの手段として検査データの見方・考え方

福島原発の記者会見のなかで、基準値という言葉で状況の報告がありました。多くの日本人が不安になった用語でもあります。

基準値という用語は健康診断でも使われています。数値で示される項目は、基準値を参考にして見ることが、多くの方にとって通常のことになっているのではないでしょうか。常識にまでなっていると思います。

そこで、

heart01 基準値を判断基準かと疑問をなげかけたサラリーマンをご紹介してみたいと思います。彼は「オールAに気をつけよう。」と表現しました。健康診断の結果には何の異常値もないのに、直後にがんで入院しました。元気回復後の職場の友人達へ発した言葉でした。ジョークのような雰囲気での発言は、主治医から回復が明確に示されたこともあってのこととは思われましたが。

しかし、

彼のデータは数年の比較で見ると、検査値が大いに動いていることが分かりました

また、

heart01 アルコール中毒ぎみと家族特に娘さんに心配をかけている、お酒大好きなある医師の話です。

心配されてもお酒を止める決断はありません。しかし、娘さんに心配をかけたくない思いも強く、時々実施した血液検査データをお見せになっていました。データは想定外に低いのですが、「肝機能データが動くのはまだ細胞が反応しているからな」 との独り言を耳にしました。

つまり、アルコールによるダメッジを受けた肝臓は、反応する細胞の力が低下しているとの表現に思われました。すでに肝細胞のダメッジが大きいことを認識してしも、娘さんの心配を払拭したい親心の行動ではと思いました。心配を和らげる効果がありました。

さて、

読者の皆さんも健康診断の結果票は保存されていると思いますので、見てみて下さい。特に病気をされた方は検査結果票の見方で、基準値ではない見方としていつもの値で見られることがお勧めです。

検査値の基準値が健康を評価すると、言い切れる専門家はいないと考えます。

多くの集団から求めた値です。個人個人に必ず当てはまるわけではないわけです。今回の原発での基準値ほどの議論ではないとしても、

heart01  基準値の意味のとり方は単純ではないことを紹介してみました

いつもの値を知るためには

過去の健康診断のデータをあつめてご覧になることが有益と考えます。また、過去のデータを捨ててしまわれた方や健康診断を受けていない方は、これからデータを集められることが有益と考えます。

                                                   heart04

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