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標準体重計算の知識

女性の体重への関心は高く、特に若い女性の日常会話に頻繁に登場していることは誰もが認めるところでしょう。また、テレビコマーシャルや情報誌などでも、ダイエットに伴う商品紹介が数多く見られています。このような状況から、太りたくないという心理だけでなく、やせたいとかやせていたいという強い願望と意志が感じられるところです。皆さんの感想いかがでしょうか。

このようなことから、職場で「太ったね」「太ったんじゃない」などの言葉をかけた男性は、先ず顔や言葉に表さなくとも本音で嫌われてしまうのではないでしょうか。さて、このブログでは過去に体重関連では、「自立した女性の体重認識に期待」と「やせたと喜べない体重」のタイトルで記事にしていますが、今回は体重の評価尺度について紹介したいと思います。

体重を評価する基準に「標準体重」という尺度があります。この尺度は医学的な視点から、生命を維持するためにもっとも適切な体重を統計学的に求めて理想と考えたものです。つまり健康的な生活が出来るとの予測で統計上求めた体重と言うわけです。著名な学者が計算式を提案していますが、統計による値ですから学者によりそれぞれ異なる標準体重の計算式となっています。それでは成人に用いる式を紹介したいと思います。

 ブローカ法:身長をセンチメートルで示し、100を引く                     

 加藤法:身長をセンチメートルで示し、50を引き、さらに2で割る

 桜井法:身長をセンチメートルで示し、80を引き、さらに0.7を掛ける (男)

 桜井法:身長をセンチメートルで示し、70を引き、さらに0.6を掛ける (女)

 ブローカの変法:身長をセンチメートルで示し、105を引く(身長165~174cmで)

 松谷らの法:身長をセンチメートルで示し、100を引き、さらに0.6を掛け、さらに20を加える

 ジョーンズの法:身長をセンチメートルで示し、100を引き、予め身長から150を引いた値を4で割った値を引く

 ブローカ式桂の変法:身長をセンチメートルで示し、100を引き、さらに0.9を掛ける

どの計算手法を用いるかで標準体重に差が出ます。そこで、身長160cmを例題とした場合の結果は

では160-100で60Kg                では(160-50)÷2で55Kg

では(160-80)×0.7で56Kg           では(160-70)×0.6で54Kg

では100-105で55Kg                では(160-100)×0.6+20で56Kg

では160-100-(160-150)÷4は57.5Kg では(160-100)×0.9で54Kg

となります。電卓片手にご自身の場合を当てはめてみてはいかがでしょうか?

身長だけで計算して求める方法以外に 

I Bornhardt法:身長をセンチメートルで示し、胸囲を240で割った数値を掛ける

 Oeder法:頭頂から恥骨結合間の長さ(cm)から100を引く

などもあります。近年まで H の式が最も利用されてきました。ここで求めた標準体重は54Kgですから、プラス10%の59.4Kgからマイナス10パーセントの48.6Kgの範囲にあれば医学的に健康体重と考えてよいというわけです。そしてプラス10%の59.4Kg以上は肥満とされるわけです。ところが,この標準体重の計算式では、身長が特に高い人や特に低い人について当てはまらないとの意見が出る事態となりました。

そこで近年、新しい尺度としてBMI(body mass index)が搭乗して、広く使用されることになりました。BMIの求め方は

K BMI:身長をメートルで示し、その値を2乗倍して、さらに22を掛ける  

そこで、身長160cmを例題にすれば 1.6×1.6×22で 56.32Kg となります。

今回は体重を評価する尺度として、「標準体重」の求め方について紹介しました

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