GOT・GPTの変化を見ませんか
前回に 肝機能検査項目のGGT(γGTP)について述べましたが、肝機能検査項目としては他に
GOT(又はAST)・GPT(又はALT)の項目があります。会社の定期健康診断をうけた時の健康診断結果表を保管していらっしゃる方は多いと思います。そこで、過去の健康診断結果表を参照しながら、肝機能検査項目のGOT(又はAST)・GPT(又はALT)について少し解説してみたいと思います。
昨今、社会では「アラフォー」・「アラカン」という言葉が話題になっていますが、肝機能検査項目に年代を示す傾向があります。あなたの結果表で数値を追って見られると、今「アラフォー」と認識された方、 20歳代のGOT(又はAST)・GPT(又はALT)と比較されていかがでしょうか? また今「アラカン」と意識されている方は、
20歳代のGOT(又はAST)・GPT(又はALT)と比較されていかがでしょうか?
大方で, 変化を発見 されるのではないでしょうか?
A:GOT(AST)・GPT(ALT)共に上がり、今では明確に高値になったと分かる
B:GOT(AST)・GPT(ALT)共に変化は少しで、あえて言えばGPT(ALT)が高値になっていることが分かる
C:GOT(AST)・GPT(ALT)ともやや高くなって、以前はGOT(AST)がGPT(ALT)より高値であったが、今では逆にGOT(AST)がGPT(ALT)より低値になっていることが読める。
D:いや余り高くならず変化はない
多くの男性ではいずれかに当てはまる筈です。
実は GOT(又はAST)とGPT(又はALT)の数値の比率を概略ご覧になると、
若い世代ではほぼ2:1になっているはずです。そこから徐々に比率の変化が認められていないでしょうか?ウイルスが問題でない方は、大方 加齢減少として肝機能検査項目をご覧になるのも、健康診断結果の賢明な見方・読み方ではないかと思うところです。
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